どうなるトヨタ
プリウスのリコール問題が毎日新聞紙上を賑わしているが、
とうとうアメリカでは訴訟が起きてしまった。
それも、このたび問題のプリウスではなく数年前の年式のプリウスで急に加速したために
死亡事故を起こしたというものだ。
まだこれから他の車種も含め数十件の訴訟の準備が進んでいるという話だ。
これはどう考えても日本たたきとしか思えない話である。
担当の弁護士の話では、既に相当数の事故が急加速のためにおこり、
多くの人が亡くなっているというのであるが、それなら日本でも事故が起きているはずで、
数年前から問題になっているはずではないか。
それを、この時とばかりに古い事故の話まで持ち出して訴訟を起こすとは、
訴訟社会アメリカを甘く見ると痛い目にあうということである。
しかし、一方でトヨタの工場では多くの現地の人を雇用しているという現実もあり、
訴訟など起こされては迷惑を被るアメリカ人もたくさんいる。
そういう人たちからは、あまり騒がないで欲しいと言う声も聞こえてくる。
車は走る鉄の塊であり、人の命を預かるものなので、
あらゆる条件で安全なものを造らなければならないのは当然のことであるが、
どうも今回は感情的なものが垣間見える気がしてならない。
当面は静かに成り行きを見守るしかないが、よい方向に解決することを祈るばかりである。